「帝釈天で産湯を使い、姓は車、名は寅次郎。人呼んでふうてんの寅と発します。」
「男はつらいよ」シリーズは正月とお盆の年2回公開という驚異的なペースで作られていた映画です。
ハネはほとんど見ています。
何なら映画館でも見ていたちょっと変わった女の子でした。
あのお約束な、安心して笑える感じが好きでした。
邦画から洋画にシフトしていった時に道案内してくれた友達がいます。
彼女と見に行った「Back to the Future」が最初でした。
スゴイ衝撃でそこからは寅さんそっちのけで、洋画へ走りました。
当時刊行されていた、スクリーンという雑誌を定期購読して、海外アイドルへ走ったものです。
ああ懐かしい。
社会人になってからは、「24時間働けますか」のリゲイン生活を地でで行ってたのでしばらく離れましたが・・・
レイトショーというありがたいものがあるのを知ってからはまた映画の世界に戻りました。
レンタルを駆使してみていたのが、1960年代~70年代の洋画。
特にビリー・ワイルダー監督とジャック・レモンの作品。
あのドタバタする感じが、寅さんに通じるものがあって大好きでした。
私を洋画の世界に導いてくれた友達は、高校生からの付き合いです。
高校卒業後に京都の美術大学に進んで今イラストレーターとして活躍中。
常に連絡を取り合うわけでもなく、数年間全く接触がなかったりもあるのですがなんとなくつながっています。
ずっと会ってないのにいきなり一緒に海外旅行にも行きました。
フランスに行った時は美術館巡りで、当時全く興味がなかったけど今になって行ってて良かったと感謝至極。
映画のタイトルにもなった「ポンヌフ橋」に行きたいというリクエストもあり。
自分に関心がないことを一緒にすることで結局自分の感性にプラスになった、そんな貴重な友達なのです。
その友達と最近またつながりました。

お気に入りのバッグと同じものを作ってほしいというもの。
これが縁でなんと高校時代に同じ部活にいた友達ともつながることに。
ハネアントのバッグを見てもらうことができました。
SNSってスゴイ。
そんなイラストレーターの彼女が個展を開催中。

「アパートの鍵貸します」ですね。
人柄そのままの画風。
レトロな感じのものが好きな人にはうってつけ。
ふんわりした気持ちになります。
ギャラリーPawさん。
芦屋市精道町2-15 0797-32-1791
でされてます。
こんな緊急な時期ですがお近くの方、散歩がてらほっこりしに行かれたら・・・