モノクロ映画の映像はいい

モノクロ映画の映像はいい

3、4月と映画館へ行けなかったハネです。

年始にあんなに強い気持ちになったのに・・・

人間て弱いものですね。

週に一回のルーティーンが加わって、一日仕事でその日は使い物にならないし、

そしてバッグの注文がすごくて動けなかったのです!!

ハイハイ、言い訳です。

シェアージュというwebマガジンに掲載していただいたのです。

今回2度目ですが反響がすごかったです。

https://sheage.jp/article/95579

シェアージュさん、ありがとうございます!

そしてハンドメイドサイトの方もすごくって・・・

クリーマさん、ミンネさんありがとうございます!

何より、ご注文いただいたお客様、ショップをのぞきにきていただいた方、ありがとうございます!

映画館に行かない、ことが当たり前になってはイカン

と思って5月は早々にミシンから身を引きはがして出かけました。

久しぶりのモノクロ映画。

「世界一汚くて世界一美しい」という言葉どおりでした。

江戸末期の頃のお話です。

昔は農業が主産業でしたが、その頃は化学肥料なんてないですから

人や動物の排泄物を肥料にしていたんですね。

特に人は動物よりいいもの食べてますから

「いい」肥料になるのです。

これを商品として買取、農家に売るという商売が成り立っていたわけです。

この「下肥屋」の池松、寛一郎の両氏が買いに行く長屋。

そこに黒木華さん演じる「おきく」が住んでると。

「おとっさま」(佐藤浩市氏)は元武家なんですが、

時代物あるある、な事情でクビになって今は長屋住まいなんですね。

結局お家騒動で「おとっさま」は亡くなり、

おきくも首を切られて声を失ってしまうのです。

メインはこの、おきくと下肥屋の二人です。

どんなにつらい境遇でも生きてさえいれば前を向ける、

そんな若い人たちの青春映画。

うーーん、今一つ刺さらないのは若くないから?

というより、下肥屋さんなので長屋の厠(共同トイレ)からくみ上げる、

というシーンが出るのですが

これがひつこい。

モノクロ映画なのにチャプターごとに一瞬カラーになるんです。

そのカラーで・・・

音もね。

これに引きずられてしまった。

サスティナブル、がキーワードらしいんですけど、

もしそうなら、その肥料で作った葛西菜のお浸しとか出して欲しかった。

そんなのはなく、ただひたすら「あの映像」。

・・・

役者さんはみなさんものすごく良かった!

さすがの一言です。

特に石橋蓮司さんと真木蔵人さんがナイスでした。

そしてこのシーン。

雪の降る中、若い二人が長屋でハグするんですが、

いやはや美しい。

このシーンの為に映画作ったのでは?と思うほど。

これはモノクロでしか出せない。

そして大きなスクリーンだからこそ胸をうつものがありました。


この二つも候補だったのですが、時間が合わず、断念。

そしてもう終わってしまった・・・

「なまいきシャルロット」

以前このブログにも登場したイラストレーターの彼女とその昔観ました。

赤いボーダーの服を着ていたのがインパクトあったなぁ。

青じゃなくて赤。

パリジェンヌっておしゃだな~って思ってたあのかわいらしいシャルロットが

お母さん役なんですね。

時が過ぎるのは早い。

さて次回は


「TAR」これは観ます。

すごそう。

女性を描いた作品が多いですね。

この3作品は全部観たいんですよね。

こういうのもいいですよね。

シェフものって好きです。

次回からは気合を入れなおしてシネマライフを楽しみたいと思います。

その前にミシン!ミシン!

https://haneant.jp/

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