5月の終わりにシネリーブル神戸で映画ウォッチを再スタート。
しかし毎月1回は見る、というミッションはなかなかしんどい。
でも2か月継続中。
6月は、

巨匠ロマン・ポランスキー監督の映画。
スパイ容疑で逮捕された人物を正義の信念に従って助ける、物語です。
かなりザックリですが。
イイもんが悪いもんを追い詰めるっていう。
軍という巨大な組織とどう戦う?
なんだけど、そういえばポランスキー監督の映画ってハネと相性良くないんだよな、
と本編が始まってから思い出しました。
まず、世紀の国家スキャンダル〈ドレフュス事件〉、を知らない・・・
ストーリーの追い方もちょっとくどいかな。
もういいじゃん、先に進もうよ、となってしまった。
昔同じ監督でハリソン・フォードが出た「フランティック」という映画を見ましたが、
同じような感想だったと思います。
要は相性が良くない。
ただ、時代を感じる建築物とか衣装とか良かったです。
そして7月。

これね、予告編見てから、絶対見よう!て決めてました。
90分間ワンショットなんですよ!
編集なし。
ある日のディナーの様子を厨房からバックヤード、客席、バーカウンターとカメラが舐めるように撮り続けるのです。
90分間、カットなしで。
すごい緊張感。
何度もドキュメンタリーと錯覚してしまうリアリティ。
ちゃんとストーリーがあって俳優さんたちはセリフを覚えてやってるんです。
わかっているけど「お話」には思えなかった。
テレビ画面ではない、大きなスクリーンだからこそ迫ってくるものがありました。
あたかも自分がそのレストランにいるような感覚。
これぞ、映画の醍醐味ってやつですね。
いろいろ細かい気になるポイントありますよ。
高級レストランっていうけどオープンキッチンで目の前がテーブルってどうよ。
2人用のテーブルちっさ!!!
メニューが紙がペラっと一枚というのは一体・・・
でもそんなの気にならないくらいのスピード感と、なにより登場人物の描き方がいい。
ほんのわずかな時間しか出てこなくても、なんだかその人となりを想像できちゃう。
自分もスタッフの一人で「あぁ、あの子はそうなんだよね。」
って言ってしまいそうになる。
それくらい、近い、のです。
ほんと、いい人達の集まりなんですよ。
「辞める!!!」て言ってたあの人も、明日いるんだろうな~
LGBTや人種差別、ドラッグやSNSなんかのことも、きちんと取り上げていて、
ロンドンのナウそのまま。
最後どうなるんだろう、ってハラハラしながら見てました。
・・・
そんなオチなんかーい!
ま、そうするしかないか。
見てのお楽しみです。

このアメリカンな青春映画とどっちにしようか、悩んだんですけど・・・
今回の気分としては、「ボイリング・ポイント」大正解でした。
この「リコリス・ピザ」も捨てがたい映画だったんですが。
ミニシアターならではの時間割ですね。
作品の回転が速くて、終了間近はスタート時刻が遅い。
遅くてもいいんですけど、この日はスケジュールが合いませんでした。
ショーン・ペンとトム・ウェイツが出てるんですよ。
それだけでも、見たい。
でも期間中は無理だから、アマプラ待ちます。
ミニシアターあるあるですが、シネリーブル神戸もとにかくチラシが多い。
こんなの発見。

うわっ!!濃い!
オールナイトに3本立て。
名作ばかりなのに、ちょっとした怖いもの見たさ感があるのはナゼだろう。
パルシネマって行ったことないんですよね。
新開地ってやっぱり若い頃はなかなか足が向かなかったので、なじみがないのです。
HPを確認したら、なかなかマニアックな品揃えでした。
一度偵察に行こうかな。
ところで、メジャーどころも押さえます!
「トップガン・マーベリック」をやっと見に行く予定です。
こっちも楽しみ。
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