関西のローカル局で先日「アンタッチャブル」を放映していました。
20代の頃一番好きな俳優がロバート・デ・ニーロでした。
「タクシードライバー」「レイジングブル」は殿堂入りですが、メリル・ストリープと共演した「恋に落ちて(邦題)」が大好きでした。
極道やくざモノも大好き。「ゴッドファーザーⅢ」「ワンスアポンアタイム アメリカ」そして「アンタッチャブル」。
もう何度も見たのにあの音楽が流れてきた途端、チャンネルはそのままで、になっちゃいました。
デニーロアプローチという役によって体重の増減をする有名な役作り。
かなりの体重増だと思います。
ブライアン・デ・パルマ監督で音楽がエンニオ・モリコーネ(ニューシネマパラダイスもこの人)、ロバート・デ・ニーロがカポネをやるというイタリア臭がプンプンするこの映画。
建築物、インテリアから衣装まですごい重厚でカッコいい!!
デ・ニーロが好きすぎて、その昔NY旅行した時彼が共同経営するイタリアンレストランに行きました。
トライベッカ・グリルです。
当時はお金のない貧乏旅行でしたが一日だけ贅沢する、ということでそれのためだけにドレスアップしました。
ドレスアップと言っても今考えたら恥ずかしくて汗が出るものですが予約もしていない女の子3人を快く入店させてくれました。
当時からいわゆる高級レストランです。
テーブル付きのスタッフがいたんですよ。
メニューを広げても何書いてるのか、どんな料理なのかもわからない。
それを伝えると、なんとそのイケメンスタッフは全ての料理の材料から料理法まで身振り手振りで説明してくれました。
涙が出るほど感動しました。
本当にいいレストランって味や雰囲気もそうだけどスタッフなんだなぁと実感しました。
結局彼のおすすめコースになったんですが、すごい量で、でも残すことができなくて無理やり食べました。
黒豆スープが超絶的においしくてもう何十年も前なのにまだ舌が覚えてます。
当時はアメリカのステーキはわらじステーキと揶揄されてましたが、全然そんなことなかった!
インテリアもイタリアの重厚なもので壁にはデ・ニーロのお父さんが書いた絵が掛けてあったり。
若かっただけにきちんと対応してくれたことや、めんどくさがらずに一つ一つ説明してくれたこと、テーブルを確認しながら声を掛けて気にしてくれたこと、帰り際にお世辞でも「またお待ちしています。」と言ってくれたことが本当にうれしかったです。
味が何倍もおいしく感じました。
プロのお仕事ぶりをここで学んだ気がします。
トライベッカ・グリルはまだ営業中みたいで安心しました。
海外旅行に行けるようになったら、必ずまた行きたいレストランです。
「アンタッチャブル」を横目で鑑賞しつつハネアント作業も進めていたハネです。
内生地の大幅に変えています。

ピンクにモノトーンが映えます。モダーンなイメージに。

以前のエレガントな感じからカジュアルにイメチェン。渋いグリーンが大人っぽいです。

南仏を思い起させるような配色。カントリーな感じいいですね。
内生地変えるのやっぱり楽しい。
コワいヤクザな映画と可愛いモノ作りが同時進行。シュールだな。