雪が過ぎるぞ、旭川・・・

雪が過ぎるぞ、旭川・・・

年末年始に北海道に行きました。

毎年スキーに出かけるハネ一家ですが、今年は足を延ばしました。

12月初めから雪がしっかり降って、

こりゃあ雪不足で泣くことないね、

と喜んでいたのですが・・・

新千歳空港→札幌→特急カムイで旭川入り。

移動するにつれ、積雪も多くなりワクワク!

旭川駅はとーーーても新しくて綺麗。

大きなバスロータリーがあって、地元民の足になっています。

ではではホテルへ行きましょう!

早速ズルっといきました。

見事な滑りっぷりで臀部を強打。

横断歩道の白い部分は要注意です。

地元民(ほとんど歩いていない)の歩き方を勉強しました・・・

横断歩道は歩幅をせまく小刻みに、です。

駅から徒歩10分程度のホテルは「星野リゾートOMO7」。

エントランスはこんなデコレートが。

旭山動物園が近いからでしょうか(なんとハネ達は行かず)。

ここは朝食ビュッフェが有名なのですよ~

ワッフルが!

焼きたてでサックサク!

トッピングもいろいろあって楽しい朝ごはん。

お正月ということでお雑煮やおせちもありましたよ。

お部屋も広い!

我々は和室付きの2ベッド。

3人なので荷物番のハネが和室を独占します。

それにしても外国人の姿が多い。

特にアジア圏。

台湾なのかな。

団体さんがいっぱい。

入国解禁になりましたもんね。

家族連れも多くてちびっこがいっぱい。

このホテルは子供にも楽しい仕掛けがあって、夜でも子供がウロウロしてます。

こんなホテル見たことない。

このホテルを拠点に、富良野、カムイリンクス、大雪山旭岳のスキー場へ。

そういう人は多くて、ワックス調整台なるものがキッチリあったりします。

各スキー場への無料送迎バス(富良野は有料)もあるし、

ゲレンデ前じゃなくてもバックアップが充実してます。

スタッフもスマイルだし、親切だし、気持ちの良いホテルなのです。

ハネ達はレンタカーを借りてスキー場巡りをしました。

そして、北海道の雪は怖い、と思い知るのです。

ほっかいどぉぉな景色。

遮るものが何もない。

広大な農場?

雪がない時はどんなだろう。

本州では絶対見ることができない景色なのです。

ところが、

これがホワイトアウトを引き起こします。

北海道の雪はとにかく軽い!

水分がほとんどなくてサラッサラ!

風が吹くとブワーーーと舞い上がって真っ白になります。

助手席のハネは恐怖で固まる・・・

ことなく、ギャーギャー騒ぎまくり。

怖いよぉぉぉぉ!の連続です。

風よけの金属板が設置されているところもありますが、

その隙間を縫って吹きまくる。

この写真は旭川→美瑛→富良野の道程ですが平野部はリスキー甚だしい。

帰りは日が落ちたのですが、

吹きまくるホワイトアウトに反対車線のヘッドライトが浮かび上がって

とにかく怖い、のです。

こんな感じの一本道が延々と続きます。

ついついウトウトしちゃいそう。

これに吹雪ですから・・・

いやはや緊張しっぱなし。

あんな広大な土地でなんで事故があるんだろう?

と思っていましたが、やっと理解できました。

大雪山に行ったのは1月2日お正月ど真ん中。

大寒波でした。

ジャンプして喜んでますね。

・・・

すごく寒いのです。ナゼ素手?

ベースでマイナス15度くらいかな。

山頂はマイナス25度くらい。

4時間券を購入しましたが、1回滑ってギブアップ。

ほとんど人がいませんでしたが、強者たちはロープーウェー降りてから更に徒歩で登っていきました。

それもすぐに視界から消える・・・

真っ白な世界。

ま、大雪山を滑った、という金字塔は建てることができたので良し、としましょう。

大雪山以外はガッツリ滑りました。

富良野は2回、OMO7ホテルから40分程度のカムイリンクスにも行きました。

富良野にはプリンスホテルがあります。

新館ではない方。

雄大な大屋根の素晴らしいファサード。

大きすぎてフレームに入りきらない。

以前ここにスキーステイしたことがって、大好きになりました。

古いけど素敵な建築。

ホスピタリティ溢れるスタッフ。

地元野菜をふんだんに使ったビュッフェ。

いつか絶対行きたい、という願いは叶いましたが

コロナの影響で休業中。

再開するのかな。

絶対してほしい、後世に残したい建物なのです。

ホテルから20分程度にあるサンタプレゼントパークスではナイターも。

こんな夜景が!

星もすごかったですよ。

どのスキー場もパウダースノーで自分が上級者のような気分に(錯覚)。

ところで、ホテルは夕食なしのステイプランでした。

正月はやめたほうがいい。

ネットで予習していたにも関わらず、目当てのお店は軒並みクローズ。

晩御飯難民。

開いていたのは居酒屋ばっかり。

ここにも、外国人の団体さんが!!

なんか仲間になった気分。

しかしながらお料理は北海道なサイズで、出てくるたびに「でか!!」

を連呼する恥ずかしいハネ一家でした。

旭川駅前にランドマーク、イーオンがありましたが

そこのレストラン街はかなりハイレベル。

困ったときはおすすめです。

旭川でどうしても食べたかったのが

「青葉」さんの旭川ラーメン。

マジでウマかった。

本店は正月休みでしたが、

「ラーメン村」なるものがあってそこに支店がありました。

旭川は養豚場が多くてとんこつベースだそうです。

青葉はここに煮干しなど海のものもプラスされ、スープのコクがすごい。

寒い土地ならでは、だと思いますが表面に脂の膜が。

ラード?

関西で食べたらくどいかもしれないけど

雪が舞う中、20分程度並んだ後に食べるこのラーメン。

うーーん、こたえられない。

チャーシューも脂がしっかりあってホロホロ。

青ネギ嫌いのハネ好みの長ネギもグッド。

あっという間に完食しちゃいました。

スキー場へのドライブの往復はちょっとしたホラーもありつつ

ホテル良し、雪質良し、で機嫌よく帰路についたハネ一行。

ところが最後に落とし穴が。

最終日は近くのスキー場で午前中いっぱいまで滑った我々。

ホテルに戻って着替え、宅急便手配も時間内に完了。

さあ、帰るよ、と旭川駅に行ったら・・・

なんと電車が動いてない!

えぇぇぇ?なんでぇぇぇ?

岩見沢付近にて大雪で電車動かない事案発生。

実は大雪で前日から札幌ー旭川間が軒並み運休していた、らしい。

あれだけ「旭川は雪がすごい」とか「ホワイトアウトが怖い」とか

騒いでいたくせに、電車の運行については完全ノーマーク。

雪で電車が止まる、なんて思いもしなかった。

飛行機どうすんのさ!

これが乗る予定の「カムイ号」です。

ちなみに写真は往路の札幌駅にて。

まさか帰れない、なんて思ってないからテンション高めです。

ハネ達が乗る予定のカムイは、旭川到着予定時間にまだ札幌近くの岩見沢付近。

JR北海道社員総出、

かどうかはわかりませんが、除雪しているらしい。

ヤバい。

ひとつ前の電車がいきなり運休になっちまった。

旭川駅構内で一晩明かすワタシ・・・

を想像して青くなってしまいました。

ちなみに、札幌→新千歳空港→神戸をその日に終わらせる予定でしたが、

フライト時刻にまだ旭川から出ることができませんでした。

テレビの中の話だと思ってた。

結局乗る予定のカムイは運休に。

札幌ー旭川間は「ライラック」という特急が別にあるのですが、

それが動く、とのことでホームへダーーーーーシュ!!

この時点で旭川駅滞在3時間経過。

みんな待ってるわけですよ。

何としても札幌まで帰るのじゃ、て人がいっぱい。

ホームは落ちそうなくらいの人の波。

そもそも乗れるの?

なんて悩む時間はない!

列も何もない、ただ詰め込むのみ。

会社員の方なら言わずもがなですが、

満員電車は車両の真中へ。

この鉄則に従ってハネ一家は真ん中へ進んだおかげで余裕を持って乗車することができました。

もちろん座れません。

でもドア付近に比べたら天国です。

なんとか出発したライラック。

停車駅では同じような仲間たちが乗ってくるわけです。

降りるより乗る方が多いんだから、

ドア付近の込み具合は推して知るべし、です。

乗降に時間がかかり通常の倍近くの時間をかけて札幌まで戻ることができました。

なんと

札幌は雪がほとんどなくて唖然としました・・・

あのパニックのような狂乱は何だったんだ。

ハネ2号の尽力により、ホテルと翌日のフライトを確保できました。

北海道に一泊追加です。

最後の食事は「モスバーガー」。

侘しい・・・

疲れ切って食事に使う脳みそはもう残っていませんでした。

午前中スキーしてましたから。

ホテルが取れただけでも感謝です。

窓の外を見るとホテル難民が何人か札幌の夜の街をさまよってました。

翌日のフライトで無事に神戸に戻ることができました。

ニュースを見ると、旭川ー札幌間は翌日も運休が相次ぎ、

仮に旭川駅で野宿をしても電車に乗れなかったかもしれません。

さらにその次の日は札幌で大雪。

私たちは幸運だったかもしれません。

予定通りに進まない北海道の冬。

日程や行程は余裕を持って、をリアルに感じたハネでした。

最後におすすめのスイーツを。

富良野スキー場のすぐ近くにある「フラノデリス」というお菓子屋さん。

ここは牛乳プリンが名物だそうですが、

デリスプリン(カフェオレ)が美味でした。

お正月も営業されていてなんと自動販売機も。

たまごのマドレーヌはしっとり。

木の実のフィナンシェは香ばしい。

お取り寄せもできるみたいですよ。

とにもかくにも、年末年始のハネ一家は雪にしてやられた、というお話。

これに懲りずにまた年末のスキーに向けて一年間頑張るのです。

https://haneant.jp/

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